伊予絣



 伊予節にも謡い込まれている特産品のひとつで,久留米,備後と共に日本三大絣に数えられている。
 今から190余年前,享和年間(1802-1804)に,鍵谷カナが考案した今出絣がはじまりで,藍染の素朴な風合と着心地のよさで愛されてきた。
 初め,菊屋新助が発明した織機によって織られ,売り出されたが,のちに足踏み式など,効率のよい機械へと技術革新が進み,織り柄もさらに美しく細密化してきた。着物をはじめ,洋服や帽子,ネクタイなどの小物まで多彩に制作されている。