大三島神社 (萱町)



萱町や 裏へまわれば 青簾(すだれ)

(子規)


 明治25年夏の句。子規自筆拡大。味酒公民館長,久保正留氏らの呼びかけで昭和51年4月8日に建立された。
 夏ともなれば,裏のたんぼから快い青田風がそよぎ,どの家もずらりと青簾を吊るして涼をとっていた。
 神社の裏を流れるどんどろ川(現宮前川)は三津まで通じており,小舟が荷物を運んでいた。
 副碑には,「明治二十ニ年夏,子規が帰省中,目撃事件として列記した中に,三津ー松山間に軽便鉄道ができ立花橋が鉄橋になり,城北練兵場ができ,萱町に公開堂が建ち新栄座という芝居小屋ができたとある。」

   踏みならす 橘橋や 風薫る   (子規) (明治25年夏)