三島神社



行く秋や 手を引きあひし 松二木

子規


 子規遺稿「散策集」に明治28年10月7日,今出の村上霽月を訪れる途中「をさなき時戯れも思ひ出だされたり竹の宮の手引松は今猶残りて二十年の昔にくらべたり太りたり體も見えず」と三島神社(竹の宮)境内にある手引松をなつかしく想い出されて詠む。
 根元から6m位のところまでH字型に活着して互いに手を引いた型である。
 「若鮎」の句碑とともに県下の子規はじめての句碑である。
 文字は「寒山落木」の自筆拡大。昭和8年建立。