
![]() |
墓は故国に都建碑や帰る雁 |
碧梧桐 | |
![]() |
碧梧桐墓 (正面) 河東乗五郎 六十五歳 (裏面) 昭和十二年二月一日逝 (裏面) 碑表 故人生前書 碑脊 梅林寺比丘良哉 |
碧梧桐の書
碧梧桐の書は,六朝書といわれ独特の書体であり,当時は風変わりな絵のようだともいわれたが,新傾向俳句が全国を風靡して,自由律俳人たちが競って傾倒するようになった。
最初,碧梧桐は子規の書をお手本としていたが,明治40年1月,友人の中村不折より中国の六朝時代の石碑と拓本を送られて,その力強い書体に感動し,今までの筆法と違った六朝風のゴツイ字を書くようになった。碧梧桐の墓の文字はその代表的六朝書である。