長建寺



もりもりもりあがる雲へあゆむ

山頭火

母と行くこの細径のたんぽぽの花

一洵


 長建寺境内には,この句碑が向きあって建てられている。
 一洵は本名高橋始といい,松山商大(現松山大)で教鞭をとった。昭和14年10月,松山へ死に場所を求めてやってきた放浪の俳人種田山頭火の世話をした。
 旅と酒を愛した山頭火と,彼の最期を見守った一洵の二人の心の交流を再現するかのように句碑が対面している。
 二人とも五九歳で没している。
 千秋寺に墓がある。