西法寺

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薄墨の 綸旨かしこき 桜かな |
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(柳原)極堂 |
伊台の西法寺は天台宗の寺院で延暦11(792)年開基という歴史あるお寺。
本堂前庭の「薄墨桜」は伊予節にも歌われて,昔から有名である。
「綸旨」は昔,天子のお言葉を役人が書いた文書。「薄墨」は「綸旨」を書くための,薄いねずみ色の用紙。
伝説によると第三十七代斉明天皇が熟田津に御宿泊のとき発病された時,勅命により,一山あげてお祈りしたところ御元気になられた。朝廷より,天子のお言葉がかかれた薄墨色の紙に桜を添えたものを頂いたことから,この桜を「薄墨桜」と命名して,名所となった。
山桜の変種で八重咲き。
極堂自筆。 昭和27年建。