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風の中己を責めつつ歩く |
(山頭火) | |
この句は御幸川にかかる橋の袂の棒に書かれている。 |
松山市御幸町1丁目の一草庵の西隣りに座禅で有名な龍泰寺がある。
この寺の前を流れる川を御幸川と称し、その入り口に石橋がかかっており、太鼓橋となっている。今から約400年前、松山城を築いた加藤嘉明が豊臣秀吉の文禄の役に朝鮮に出陣し、彼の地の捕虜を連れて帰り、その中の石工に命じて松山城下に多数の石橋を架けたと言われている。しかし、その多くは消滅し、1つだけ残っているのがこの太鼓橋である。
このとき、捕虜達を住まわせたのが、唐人町であるが、10数年前の住居表示変更で消え去ってしまった(1996年12月記)。